スマートハウス化で自宅を快適に!国や自治体からの補助金も紹介

スマートハウスとは、AIやIT技術を活用し、創エネ・畜エネ・省エネの3つのアプローチで使用電力量を下げる住宅です。

電気代を節約したい方やエコロジーに関心が高い方なら、ぜひご自宅をスマートハウス化したいと考えているのではないでしょうか。

この記事では、スマートハウス化の方法と補助金についてまとめました。

スマートハウス化に必要なスマート家電の種類と機能

スマートハウス化に必要なスマート家電の種類と機能

スマートハウスでは、家全体の電気消費を管理して最適化することで、消費電力を抑えます。

しかし、電力をコントロールするためには、家電側もスマート対応が可能なもの(スマート家電)でなくてはいけません。

スマート家電には、以下のような機能が搭載されています。

<スマート家電の例>

種類 機能
照明器具
  • 音声やスマートリモコン、スマートスピーカー、スマホでON・OFF
  • 明度を細かく調整できる
冷蔵庫
  • 食材の在庫状況をスマートフォンや冷蔵庫に据え付けの画面で確認できる
  • 庫内の食材で作れるメニューを提案
  • 庫内の温度を適切に管理する
  • 消費期限を過ぎる食材がないか画面等で確認できる
電子レンジ
  • 自動的に計量して、温めや解凍を実施
  • メニューと食材に合わせて、温度や調理法を調節
洗濯機
  • 洗剤量や荒い時間、乾燥時間を自動的に調整する
  • 洗濯槽内外の掃除を自動的に実施
掃除機
  • 決められた時間に自動的に掃除する
  • 部屋の構造を覚え、無駄な動きを排除する
プラグ
  • スマート家電ではない家電に接続し、スマートリモコンやスマートフォンで操作できるようにする
リモコン
  • スマート家電の操作を請け負う
  • 外部からアクセスし、スマート家電の操作を担う

スマートハウス化に重要なシステム!HEMS(ヘムス)

スマートハウス化に重要なシステム!HEMS(ヘムス)

スマートハウス化には、家庭内で消費するエネルギーを管理するシステム「HEMS(ヘムス)」が欠かせません。

HEMSとは「Home Energy Management System」の略語です。

スマート家電や太陽光発電システム、IoTとも連携して、家庭内のエネルギーの流れを把握して最適化し、ディスプレイでいつでもチェックできるようにするシステムのことです。

HEMSでは、消費電力のコントロールもおこないます。

例えば、夜間などの電気使用量が減る時に洗濯機を稼働したり、エアコンが一定以上の消費量を超えた時には温度設定を変えたりすることで、効率よくエネルギーを利用できるようにサポートします。

HEMS導入はニュースタンダードに!

政府では、2030年までに、HEMSをすべての家庭に普及させることを目標にしています。

HEMSを導入することで節電が実現できるため、国単位で取り組めば、二酸化炭素の排出量を大幅に削減し、地球温暖化防止効果も期待できるでしょう。

電力中央研究所の調査によりますと、HEMS導入により家庭内の消費電力を約10%削減することが可能です。

1世帯あたりの平均消費電力は1ヶ月につき300kwhなので、1年で約360kwhの節電、全世帯(5,000万世帯)では1年に180億kwhの節電が期待できます。

<参考:経済産業省「次世代エネルギーマネジメントビジネスモデル実証事業について 平成25年11月」

スマートハウス化の必要経費!HEMS導入の初期費用

スマートハウス化の必要経費!HEMS導入の初期費用

節電とエコロジーを考えるなら、スマートハウス化は今すぐにでも取り組みたい課題です。

しかし、スマートハウスに不可欠なHEMSは、5~15万円ほどかかり、施工費を含めると15~25万円程度の出費です。

また、現在お使いの家電がスマート家電でない場合は、HEMSに対応した家電に取り替える必要もあります。

通常の家電よりもスマート家電は高額なので、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機、照明器具、掃除機といった基本的なものを買い替えるだけでも100万円を超える出費がかかる可能性もあるでしょう。

スマートハウス化に使える?HEMS導入への国や地方の補助金一例

スマートハウス化に使える?HEMS導入への国や地方の補助金一例

スマートハウス化推進事業として、HEMS導入の際に補助金が出ることもあります。

ただし、募集期間が決まっているので、施工工事を依頼する工務店や住宅メーカー等にお尋ねください。

  • HEMS導入補助金

HEMS導入費用の1/3を補助する制度です。

なお、補助金額の上限は70,000円で、導入費用が30,000円未満のときは対象外となります。

<参考:環境共創イニシアチブ「住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金(HEMS機器導入支援事業)」

  • 住宅用蓄電器補助金

スマートハウス化には、HEMSだけでなく住宅用蓄電池も不可欠です。

太陽光発電システムで創った電気を貯め、発電時以外や災害時に使えるようにしておきます。

住宅用蓄電池購入資金も、補助金が出るときがあります。

工務店等に尋ね、賢く制度を活用しておきましょう。

<参考:環境共創イニシアチブ「平成25年度補正予算 定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金」

地域の補助金制度

お住まいの地域でも、HEMSや住宅用蓄電池、太陽光発電システムを導入する際に利用できる補助金制度を実施している可能性があります。

直接、市区町村役場に電話をかけて尋ねることもできますが、担当部署が自治体によって異なるため、すぐに知りたい情報を得られないことも少なくありません。

また、住宅メーカーや工務店に尋ねることでも、補助金制度について知ることができます。

お得にスマートハウス化するためにも、かならず問い合わせてください。

スマートハウス化を考えるなら家電や補助金について知っておこう

スマートハウス化には、HEMSや住宅用蓄電池、太陽光発電システム、スマート家電などが必要です。

お得に導入するために、かならず補助金制度について問い合わせるようにしましょう。