スマートハウスとは?カギとなる要素やメリット・デメリットを紹介

お得かつエコロジーに配慮した生活ができる「スマートハウス」。

具体的にはどのような住宅かご存知でしょうか?

この記事では、スマートハウスのカギとなる要素やメリット、デメリットについて解説しています。

どのような家を建てようか迷っている方は、ぜひご覧ください。

スマートハウスとは

スマートハウスとは

スマートハウスとは、その名の通り「賢い家」です。

スマートハウスの賢さには、次の2つの側面があります。

<スマートハウスの賢さ>

  • IT技術を賢く活用していること
  • エネルギーを賢く利用していること

スマートハウスでは、太陽光発電システムを導入して家庭内で電気を創り、蓄電システムでエネルギーを保存します。

エネルギーを利用する際もITを使ってできるだけ無駄な消費を抑え、最適化を目指します。

スマートハウスのカギ!HEMS・太陽光発電・住宅用蓄電池

スマートハウスのカギ!HEMS・太陽光発電・住宅用蓄電池

スマートハウスには、エネルギーを創る(創エネ)・蓄える(蓄エネ)・節約する(省エネ)の3つの要素があります。

一連の流れを可能にするのが「HEMS(ヘムス)」と「太陽光発電」、「住宅用蓄電池」の3つのアイテムです。

それぞれのアイテムがスマートハウスにおいてどのような働きをするのか、詳しく見ていきましょう。

HEMS(ヘムス)

HEMSとはHome Energy Management Systemを略した言葉で、家庭内で使うエネルギーを節約するための管理システムです。

電気やガスをどの程度使用したのかモニターでチェックできるように「見える化」を図り、利用していない家電製品を自動制御します。

HEMSを導入することで、無駄なエネルギー消費を抑えることが可能です。

政府は、2030年までに全世帯(5,000万世帯)に普及させようという目標を立て、HEMS導入を推進しています。

なお、電力中央研究所の調査によりますと、HEMSを導入することで消費電力を約10%節約できます。

1世帯あたりの平均電力消費量は300kwh/月なので、1年では約360kwhの電気を節約することになります。

もし、5,000万世帯すべてにHEMSが導入されたとするならば、日本全体で1年に180億kwhの電力を節約できるでしょう。

<参考:経済産業省「次世代エネルギーマネジメントビジネスモデル実証事業について 平成25年11月」

太陽光発電

太陽光発電とは、太陽の光を電気に変換するシステムのことです。

「半導体に光を当てると電気が生じる」という仕組みを活かした太陽電池をパネル状につなげ、家屋の屋根に乗せて発電します。

日射量が少ない地域や冬は発電量が減り、家庭で利用する電力には足りないこともあるかもしれません。

太陽光発電システムを導入する場合には、万が一に備えて、地域の電力も使えるようにしておきます。

反対に使用する電力よりも発電量のほうが多いときは、地域の電力会社に電気を売ります(売電)。

日射量が多い夏などは、電気の購入価格よりも売却価格が上回り、収入を得られることもあります。

住宅用蓄電池

住宅用蓄電池がないならば、太陽光発電システムで作った電力はその場で使い切らなくてはなりません。

太陽が沈んだ夜間は、電気を購入する必要も生じます。

しかし、住宅用蓄電池の設備があれば、夜間も問題なく家電を使用することが可能です。

停電時でも数時間~10時間以上連続使用できるものもあり、災害時の暮らしを支えてくれるでしょう。

スマートハウスのメリット・デメリット

スマートハウスのメリット・デメリット

HEMSや太陽光電池、住宅用蓄電池の力で創エネ・畜エネ・省エネが叶うスマートハウス。

しかし、良い面ばかりでもありません。

購入を検討する前に、メリットとデメリットを知っておきましょう。

<スマートハウスのメリット>

  • 電気代を節約できる
  • 二酸化炭素の排出量を減らせる
  • 災害時に備えることができる

電気を使用する機器はますます増えています。

電気代も増える一方ですが、スマートハウスならHEMSで電力を最適化するため、電気代を節約することが可能です。

また、主に太陽光発電システムで創った電力を使うため、二酸化炭素の排出量も減らせます。

災害時には、スマートフォンで連絡を取り合うことが必要になりますが、電源がないならば使用できません。

蓄電器によって災害時に備えられることも、スマートハウスならではの大きなメリットと言えるでしょう。

<スマートハウスのデメリット>

  • 初期費用が高額
  • HEMS対応の家電が限られている

初期費用が高額なことは、スマートハウス最大のデメリットでもあります。

また、HEMSに対応している家電が限られているため、スマートハウス化のために手持ちの家電を買い直す必要も生じるかもしれません。

スマートハウスと、スマートホームやIoT住宅の違い

スマートハウスと、スマートホームやIoT住宅の違い

スマートハウス以外にも、「スマートホーム」や「IoT住宅」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

スマートホームはIoT住宅と同義で使用される言葉で、IoTやAIの技術を活かした便利な住まいのことを指します。

スマートハウスはIoTやAIを使って電力をコントロールする住宅ですが、スマートホームやIoT住宅ではAI技術を便利さ追求のために使用します。

スマートハウスとはITの活用でエネルギーを効率よく使用できる住宅

スマートハウスは高額の初期費用がかかりますが、電気代節約や地球温暖化防止に貢献できるというメリットもあります。

未来の地球のために、スマートホームを検討してみてはいかがでしょうか。