カーポートの種類と選び方!デザインや素材、注意点などを紹介

低予算かつお洒落な駐車スペースを作りたいという方には「カーポート」がおすすめです。

自動車全体を覆うガレージやビルトインガレージと比べると、1/2~1/3程度の価格で設置できます。

なおかつ遮光性が低いため、全体を明るく維持できます。

この記事では、カーポートの種類と選び方について分かりやすく解説します。

カーポートの種類1.デザインを見よう

カーポートの種類1.デザインを見よう

カーポートは通常、住宅の前面部分に設置します。

つまり、住宅全体の外観を左右する顔部分でもあるので、どのようなデザインを選ぶのか慎重に考えなくてはいけません。

特に注目すべきはカーポートの支柱です。

支柱がどこにあるか、どのような色を選ぶのかによって、カーポート全体の印象も大きく変わります。

主なデザインタイプの特徴とメリット・デメリットについて見ていきましょう。

片側支持タイプ

左右どちらか一方の側面にだけ支柱があるカーポートを「片側支持タイプ」と呼びます。

支柱が1本、または2本なので視界が遮られず、すっきりとした印象が特徴です。

傾斜があるタイプなら掃除がしやすく、フン害に悩まされている方にもおすすめです。

また、支柱が設置されていない方向から入庫しやすいというメリットもあります。

両側支持タイプよりも支柱が少ない分、カーポート本体の料金や施工費が安い点も魅力です。

両側支持タイプ

左右両方の側面に支柱があるカーポートを「両側支持タイプ」と呼びます。

サイズの幅が広く、自動車の保有台数が多い世帯にもおすすめです。

また、支柱が両側にあることで強度が得られ、台風時にもカーポート本体がしなりにくく、倒壊しにくいという特徴もあります。

ただし、両側に支柱があることで、片側支持タイプよりも入庫しにくくなってしまいます。

特にカーポート前の道路の幅が狭いときは、高度なテクニックが求められるでしょう。

自動車の長さよりも道路幅が狭いときは、片側支持タイプを選択するか、両側支持タイプのカーポート自体の幅を広くするか、いずれかの対策が必要です。

後方支持タイプ

自動車の後方部分に2本程度の支柱を立てるタイプもあります。

駐車スペースに入る部分に支柱がないため、3つのタイプの中ではもっとも入庫しやすいです。

カーポート前の道路が狭いときでも、後方支持タイプなら車をぶつけるリスクを下げられます。

後方支持タイプは、車の全長よりも長い屋根部分を少ない支柱で支えるため、素材の強度がもっとも要求されるカーポートです。

価格も3つのタイプ中もっとも高く、また、片側支持タイプと比べると商品の種類が少ないというデメリットもあります。

カーポートの種類2.屋根の素材を見よう

ーポートの種類2.屋根の素材を見よう

カーポートの屋根部分には、多種多様な素材が使用されています。代表的な屋根材を4つ紹介します。

  • ポリカーボネート

もっとも一般的な素材です。

衝撃に強く、温度変化にも強いという特徴があります。

紫外線カット効果のあるタイプもあり、乗車時の車内温度が気になる方にもおすすめです。

  • スチール系

耐荷重性が高く、積雪地帯におすすめの素材です。

また、台風被害の多い地域や海風が強い場所にもおすすめです。

遮熱性も高く、車内温度が気になる方も検討してみましょう。

  • アルミ系

アルミ系の素材は錆びにくいため、海のそばや降雨量が多い地域のカーポートにも適しています。

また、加工がしやすいためデザインが豊富な点もアルミ系素材のメリットです。

  • FRP(繊維強化プラスチック)

FRPとは、プラスチックにガラス繊維等を混ぜ合わせて強度を向上させた素材のことです。

燃えにくく軽量というメリットに加え、着色加工がしやすく色のバリエーションが豊富な点も魅力です。

カーポートの種類を地域環境から考える!積雪や強風がある土地?

カーポートの種類を地域環境から考える!積雪や強風がある土地?

カーポートを選ぶ際、デザイン性や機能性も重要ですが、お住まいの地域にふさわしい素材・デザインかという点も重要です。

例えば積雪量が多い地域なら、耐荷重性が高い両側支持タイプをおすすめします。

屋根の素材がスチール系なら、さらに強度が高くなるでしょう。

強風地域なら、風が抜けやすい片側支持タイプが良いでしょう。

片側支持タイプの中でも屋根の傾斜が少ないものを選ぶなら、風圧を受けにくく、倒壊しづらくなります。

屋根の素材にはFRPがおすすめです。

軽量なので、万が一飛ばされたとしても、家屋や近隣の建物に損害を与えにくいです。

カーポート選びには、ライフスタイルや住宅とのバランスも考慮を

カーポート選びには、ライフスタイルや住宅とのバランスも考慮を

カーポートを選ぶ際には、ライフスタイルや敷地条件も考慮する必要があります。

例えば頻繁に入出庫するなら、柱が邪魔になりにくい後方支持タイプが良いでしょう。

いつも同じ方向から出入りする場合なら、片側支持タイプもおすすめです。

住宅とのバランスも重要です。

直線的でモダンなデザインの住宅なら、カーポートの屋根部分はフラットスタイルを選んですっきりとさせるほうが良いでしょう。

また、デコラティブな可愛らしい雰囲気の家には、屋根部分が曲線を描くラウンドスタイルがおすすめです。

支柱や屋根の色・素材も住宅とリンクさせれば、さらに統一感のあるお洒落な外観を作れます。

カーポートの種類はさまざま!毎日使うものだからこだわろう

カーポートの種類は多く、デザインが少し違うだけで家屋全体の印象を変えてしまうこともあります。

もちろん、使い勝手にも注目してください。毎日使うものだからこそ、妥協なく納得できるものを選びましょう。