外壁塗装には9種類の塗料がある!初心者向けに特徴・耐用年数を解説

外壁塗装の塗料にはいくつか種類があります。

どれを選ぶかによって、期待できる効果だけでなく次回の塗り替えのタイミングも変わります。

代表的な9つの塗料の特徴や耐用年数を解説するので、ぜひ参考にしてください。

外壁塗装の種類1.【アクリル塗料】

外壁塗装の種類1.【アクリル塗料】

価格 耐用年数 特徴
1,500~1,800円/平米 5~8年
  • 軽いので初心者でも塗装しやすい
  • 光沢があり、発色が良い

外壁に用いる塗料の中でもアクリル塗料は価格が低く、軽くて扱いやすいというメリットがあります。

さっと塗るだけでも光沢が生まれ、発色も良いので、外壁以外にもベランダや自転車、ガレージの屋根部分などのさまざまな場所に使用できます。

しかし、耐用年数が短いので、定期的な塗り直しが必要です。

また、対候性が高くはないので、紫外線が強く当たる立地の建物や、海岸沿い・高地の住宅にもあまり向きません。

外壁塗装の種類2.【ウレタン塗料】

外壁塗装の種類2.【ウレタン塗料】

価格 耐用年数 特徴
1,800~2,000円/平米 8~10年
  • 密着性に優れ、よく伸びる
  • モルタルや金属、コンクリート、木材などのさまざまな素材に塗れる

密着性に優れ、よく伸びるウレタン塗料は、アルミニウムや鉄などの平坦な金属面だけでなく、凹凸が多いモルタルやコンクリート、木材などにもよれずに塗りやすいという特徴があります。

塗布面には光沢が生まれますが、アクリル塗料のような艶感の高い仕上がりではなく、ゴムのような鈍い輝きに仕上がります。

ただし、汚れを吸着しやすいというデメリットがあり、定期的に高圧洗浄機やブラシなどで掃除をするほうが良いでしょう。

塗り直しの間隔はアクリル塗料よりは長いですが、メンテナンスの手間は比較的かかる素材といえます。

外壁塗装の種類3.【シリコン塗料】

外壁塗装の種類3.【シリコン塗料】

価格 耐用年数 特徴
2,000~2,500円/平米 10~15年
  • 耐水性・耐久性に優れる
  • 色味や機能のバランスが良いため、個人住宅ではもっとも人気の塗料

耐用年数が長く、耐水性・耐久性に優れるシリコン塗料は、コストパフォーマンスが高く、人気の塗料です。

外壁内に湿気を残しにくいので、結露がつきにくく、壁材自体が傷みにくくなるというメリットもあります。

また、人気が高いためカラーバリエーションが多く、好みの色に仕上げられるという魅力もあります。

外壁塗装の種類4.【フッ素塗料】

外壁塗装の種類4.【フッ素塗料】

価格 耐用年数 特徴
3,000~5,000円/平米 15~20年
  • 耐熱性に優れる
  • 表面に汚れや雪が付着しにくくなるので、高層ビルや積雪地帯の住宅にも用いられる

耐熱性と防汚性に優れるフッ素塗料は、耐用年数が長いので、定期的な塗り直しを避けたい方にもおすすめです。

ただし、塗料の中でも価格が高い部類に入るため、メンテナンスが難しい屋根部分だけに用いられることや、高層ビルや鉄橋などの企業や公共の建物に使用されることも少なくありません。

外壁塗装の種類5.【ラジカル塗料】

外壁塗装の種類5.【ラジカル塗料】

価格 耐用年数 特徴
2,000~4,000円/平米 8~15年
  • チョーキング現象が起こりにくい
  • 変色しにくい

剥げた塗料の一部が白い粉になって浮き出ることを「チョーキング現象」と呼びますが、ラジカル塗料はチョーキング現象が起こりにくく、変色しにくいという特徴を併せ持ちます。

また、耐水性にも優れるので、湿気が多い立地の住宅にもおすすめです。

ただし、塗料の中でも比較的新しい種類なので、色や艶感のバリエーションが少なく、好みの商品が見つからない恐れがあります。

外壁塗装の種類6.【セラミック塗料】(断熱塗料/遮熱塗料)

外壁塗装の種類6.【セラミック塗料】(断熱塗料/遮熱塗料)

価格 耐用年数 特徴
2,500~4,500円/平米 10~20年
  • 断熱効果が高い
  • 高級感を演出できる

セラミック(陶器)が配合されたセラミック塗料は、断熱効果・遮熱効果に優れ、屋内を涼しく保ちやすいという特徴があります。

また、セラミック特有のきらめきがあり、高級感が生まれる点も魅力です。

高温に強いので、外壁だけでなく屋根の塗料としても使用されることがあります。

耐火性に優れた商品もあり、住宅密集地や山林の建物にもおすすめです。

外壁塗装の種類7.【光触媒塗料】

外壁塗装の種類7.【光触媒塗料】

価格 耐用年数 特徴
4,000~6,000円/平米 10~20年
  • 紫外線と反応することで、汚れを浮かす効果がある
  • 淡い色しかない

光触媒塗料は紫外線と反応すると汚れを浮かすため、雨が降る度にセルフクリーニングできる塗料です。

住宅のメンテナンスを減らしつつ、ハイグレードに見せたい方におすすめです。

しかし、紫外線があまり当たらない場所に使用すると、せっかくのセルフクリーニング機能を活用することができません。

住宅が密集する場所や木・壁の陰になる場所の建物には、不向きと言えるでしょう。

外壁塗装の種類8.【無機塗料】

外壁塗装の種類8.【無機塗料】

価格 耐用年数 特徴
3,500~5,500円/平米 10~20年
  • 鉱物を主成分としている
  • 防汚性・防火性に優れる

無機塗料は、鉱物を主成分としているため、経年劣化が少なく、チョーキング現象が起こりにくいという特徴があります。

防汚性・防火性にも優れるので、いつまでも外観を美しく保ちたい方や密集地に住宅を建築したい方にもおすすめです。

しかし、塗料自体が伸びにくいので、慣れない方には塗りにくく、DIYには向きません。

また、ひび割れしやすいため、定期的に塗料を塗り重ねる必要があります。

外壁塗装の種類9.【ナノテク塗料】

外壁塗装の種類9.【ナノテク塗料】

価格 耐用年数 特徴
3,000~5,500円/平米 10~15年
  • 防カビ効果が高い
  • 対応している業者が少ない

ナノテク塗料は、アクリルシリコン樹脂を配合した水性塗料です。

防カビ効果が高いので、湿度が高い地域の住宅にもおすすめです。

ただし、対応している業者が少ないため、選択肢に入らないこともあります。

対応工務店が見つからないときは、塗料メーカーに直接問い合わせてください。

外壁塗装での9種類の塗料から自分の家にあったものを選ぼう

どの塗料を選ぶかで、外壁の見た目や機能、メンテナンスの頻度などが変わってきます。

立地や好み、期待する効果を考え併せて、最適な塗料を選びましょう。