一戸建ての防犯ポイントは?ドア・窓・外構での対策法

マンションと比べると一戸建ては外部から出入り可能なドア・窓が多いため、防犯面に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では一戸建ての防犯ポイントを解説いたします。

ドア・窓・庭の部位別に説明するので、ぜひ参考にしてください。

一戸建ての防犯ポイント1.玄関ドアでの侵入対策

一戸建ての防犯ポイント1.玄関ドアでの侵入対策

泥棒は裏口や窓から侵入するもの…と思い込んでいませんか?

警察庁が公表したデータ(住まいる防犯110番・令和元年)によりますと、一戸建てへの侵入犯罪の17.5%は表出入口からとなっており、玄関から堂々と不法侵入しているケースが多いことが分かります。

<一戸建てへの侵入口>

1位 57.0%
2位 表出入口 17.5%
3位 その他の出入口 16.2%

また、ドア錠を破っての侵入(2.9%)よりも無施錠のドア・窓からの侵入(45.4%)が圧倒的に多いことから、玄関を開けたままにしておくことが危険であることも分かります。

<一戸建てへの侵入手口>

1位 無施錠 45.4%
2位 ガラス破り 37.5%
3位 ドア錠破り 2.9%

玄関ドアから侵入されないために、以下の点に注意するようにしてください。

<玄関ドアの侵入対策>

  • 在宅しているときでも玄関は施錠する
  • 家にいるときは中からチェーンをかける
  • 合鍵を玄関付近(郵便受けの中や植木鉢の下など)に置かない

一戸建ての防犯ポイント2.窓での侵入対策

一戸建ての防犯ポイント2.窓での侵入対策

一戸建ての侵入犯罪で、もっとも多い侵入口は窓(57.0%)です。

無施錠にしないことも大切ですが、玄関と比べるとガラス窓は破りやすいので「破りにくくする対策」も必要になるでしょう。

おすすめの窓からの侵入対策をいくつか紹介します。

<窓の侵入対策>

  • 外出するときは雨戸を閉め、窓を破りにくくする
  • 窓を開けるときは網戸を閉め、補助錠(網戸の開閉を遮る錠)をロックする
  • 防犯ガラスを導入する、もしくは窓に防犯フィルムを貼る
  • 雨戸がない場合はシャッターを取り付ける
  • 面格子を取り付ける

一戸建ての防犯ポイント3.外構・庭での侵入対策

一戸建ての防犯ポイント3.外構・庭での侵入対策

窓とドア以外の部分から侵入される可能性もあります。

例えば庭に面した掃き出し窓やベランダ、勝手口、非常口などからも、不法侵入される恐れがあるでしょう。

開けっ放しにしないこと、そして、開けるときは網戸を閉めて補助錠をロックすることを心がけてください。

外構や庭に物置きを設置している場合は、物置きにも施錠をするか、中に貴重品を置かないようにすることも大切です。

数万円もする高圧洗浄機が盗まれたり、高級食器や古美術品などを持ち去られたりすることもあります。

以下のポイントに留意して、外構・庭の侵入対策をおこなってください。

<外構・庭の侵入対策>

  • 掃き出し窓や勝手口、非常口は普段から施錠する
  • 在宅時も掃き出し窓や勝手口、非常口を施錠し、必要に応じてチェーンをつける
  • 庭や外構部分に貴重品を置かない
  • 物置きは施錠し、貴重品を置かないようにする

外構は見通しの良さを重視しよう

外から家の内部まで見えてしまうのは困りますが、反対にあまりにも家を覆うような外構・庭もおすすめできません。

例えば門から玄関までのアプローチ部分を完全に塀で覆うと、不法侵入者が潜みやすくなり、外から気付かれずに玄関ドアを破りやすくなります。

わざと外からアプローチ部分が見えるように、一定間隔を空けてポールや木を立てたり、網状のフェンスを塀として用いたりしてはいかがでしょうか。

また、庭部分も同様です。

完全に外部からの視線を遮断した庭は、不法侵入者のターゲットにされやすくなる可能性があります。

生け垣や塀を少し低めにすることや、防犯カメラを取り付けることで、不法侵入を防ぐようにしましょう。

一戸建ての防犯には周辺地域の情報や人間関係も活用

一戸建ての防犯には周辺地域の情報や人間関係も活用

個人個人が注意することでも防犯対策を強化することができますが、地域で一丸となって防犯に取り組むことでさらに大きな効果を期待できます。

例えば通りに暗い部分があると、不法侵入しやすくなります。

各所にセンサーライトや防犯カメラを設置して、死角が生まれないようにしましょう。

また、木が生い茂っている部分も、不法侵入者にとっては良い目隠しとなります。

定期的に庭木の手入れをし、自宅はもとより隣接する住宅への侵入被害も防ぐようにしましょう。

地域で連帯意識を持つことも大切

現代は人とのつながりが希薄になってきたと言われますが、防犯の観点からは決して良いことではありません。

地域の人々と声を掛け合い、普段からどの家にどのような人が住んでいるのか知っておくことが大切です。

近所の人々すべてを見知っておくなら、地域住民以外の人が訪れたときに適度な警戒心を持つことができるでしょう。

知らない人が近隣住宅の玄関や窓から入り込もうとしているなら、積極的に「どなたですか?」と声をかけ、地域の犯罪を未然に防いでいきましょう。

一戸建ての防犯ポイントをおさえて安心・安全な生活を

防犯対策をしっかりと実施することで、一戸建てのセキュリティは大きく向上します。

在宅中でも施錠をし、窓を開けるときは網戸に補助錠を忘れないようにしましょう。

また、防犯ガラスの利用や外から見えやすい外構へのリフォームでもセキュリティを向上できます。

ぜひ地域の人々と協力して、防犯対策をしていきましょう。