ベランダガーデニング初心者でも大丈夫!基本資材や育てやすい植物
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ベランダに花や緑があふれると、家の外観がグレードアップするだけでなく、家の中も華やぎます。
ベランダガーデニング初心者がぜひ知っておきたい基本資材や育てやすい植物、狭い空間でガーデニングする方法などについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
ベランダガーデニング初心者が用意しておきたい基本資材
ベランダガーデニングを始める際には、以下のものを準備しておく必要があります。
<ベランダガーデニングを始める際に必要な資材>
- プランター、植木鉢
- 鉢底石
- 土
- 肥料
- じょうろ
- スコップ
必要に応じて、以下の資材も用意しておきましょう。
ガーデニングの幅が広がります。
<ガーデニングの幅を広げる資材>
- プランターの下に敷くキャスター
- トレリス
- ハンギングバスケット
ベランダガーデニング初心者でも育てやすい植物
ベランダガーデニングではどんな植物でも育てられるわけではありません。
例えば深く根を張る植物は、プランターや植木鉢の限られた土だけで育てるベランダには不向きです。
また、プランター等を設置する場所によっては、横に枝を張る木類も不向きでしょう。
育てやすさも重要です。
ベランダガーデニング初心者におすすめの植物をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
マリーゴールドなどの発芽率が高い植物
マリーゴールドやアリッサムなどの発芽率が高い植物は、ガーデニング初心者にもおすすめです。
種まきから楽しめるので、植物を育てる喜びを味わうことができるでしょう。
しかも、いずれも広く根を張る植物ではないので、場所がないときは植木鉢だけでも育てられます。
なお、マリーゴールドの根には害虫を寄せ付けない効果があります。
いくつかの花を寄せ植えしたいときにもおすすめの植物です。
インパチェンスなどの日陰でも育つ植物
ベランダは一戸建ての庭と比べると日照時間が短いことが多く、日陰になっている時間が長いです。
そのため、インパチェンスやアジュガなどの日陰に強い植物も、ベランダガーデニングにはおすすめと言えるでしょう。
ほとんど日光が射し込まないベランダでも、種類を選べば草花で彩を添えることができます。
鉢植えの木の中にも、日陰でもよく育つものがあります。
例えばマンリョウやヤブコウジなら、日陰でも枯れにくく、赤いかわいい実を楽しむことができます。
ローズマリーなどの実用性が高いハーブ
ハーブをベランダガーデニングで育てれば、グリーンの見た目を楽しめるだけでなく、香りを楽しんだり、料理の幅を広げたりすることもできます。
例えばローズマリーなら、水色や藤色の小さな花がつくのでベランダが華やぎ、しかも葉はお肉を焼くときや下味をつけるときに活用できます。
また、シソやイタリアンパセリもおすすめのハーブです。
いずれも特有の香りがあるため虫がつきにくく、料理にも使え、実用性が高い点も魅力のポイントです。
ミニトマトなどの水やり負担の少ない野菜
地面でなくても家庭菜園を楽しむことができます。
例えばミニトマトは頻繁に水やりをする必要がないため、日中、家を空けることが多い方でも栽培しやすいでしょう。
その他にも、小松菜やオクラなどの成長が早い野菜や、枝豆やトウモロコシなどの夏に育つ野菜もおすすめです。
ニラなどの香りが強い野菜も、虫がつきにくいのでベランダガーデニングに向いています。
ベランダガーデニングは限られたスペースの活用を工夫しよう
ベランダガーデニングでは、どのように空間を有効活用するかという点も重要です。
狭いベランダに草木や野菜を植えすぎてしまうと、日当たりが悪くなったり、虫がついたときに隣りの植物にまで広がったりすることがあります。
無駄なくスペースを使いつつ、適度な間隔を空けるように心がけましょう。
以下のアイテムを使うことで、植物同士を密着させずに空間を有効活用できるようになります。
ぜひお試しください。
空間活用におすすめのアイテム | 使い方 |
---|---|
トレリス | 網を手すりやプランターに固定させ、アサガオやゴーヤなどの蔓のある植物を這わせる |
ハンギングバスケット | バスケットに植木鉢やプランターを入れ、ベランダの手すり部分やトレリスにひっかける |
プランターステップ | プランターを階段状に置く |
ベランダガーデニング初心者が知っておくべき注意点
ベランダでガーデニングを楽しむことができないケースもあります。
例えばマンション等の共同住宅にお住まいの場合は、手すりにトレリスやハンギングバスケットを付けられない可能性があります。
エアコン室外機から出る風が当たる場所も、ガーデニングにはおすすめできません。
また、消防法により、避難用具が置いてある場所の近くや避難階段を通すパン付近には、プランター等を置くことができません。
避難経路を確保するためにも、避難階段付近等にあるプランターや植木鉢の下にはキャスターを敷き、万が一のときにはすぐに移動できるようにしておきましょう。
重量にも注意
ベランダの耐荷重制限にも注意してください。
通常は1平米あたり180キログラムまでなので、重い土や石、植木鉢などを入れる場合には、ベランダ内で分散させるようにしましょう。
ベランダにパネルを敷き詰める場合も、耐荷重制限を意識しましょう。
ウッドパネルなら軽量のためベランダの負荷とはなりにくいですが、テラコッタ製のものやセメント製のものは重量が重くおすすめできません。
ベランダガーデニング初心者は無理せず一鉢から楽しむのもOK!
ベランダガーデニングは、手軽に楽しめる趣味としてもおすすめです。
緑が増え、風水的にも開運につながることが期待できるかもしれません。
初心者の方は無理せず一鉢から楽しんでみてはいかがでしょうか。