防災住宅のすすめ!知っておきたい災害知識や備えたい設備・準備

安心して暮らせる家を目指すなら、「防災」を意識した設計・設備を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事では、災害に備えるために住宅にどのような工夫ができるのか、また、必要な設備・準備について説明します。

ぜひ参考にして、住宅の設計や備えに活かしてください。

防災住宅のすすめ1.『災害』ってどんなことを想定すればいい?

防災住宅のすすめ1.『災害』ってどんなことを想定すればいい?

災害には「どの地域でも起こり得るもの」と「地域によってリスクが高いもの」の2種類があります。

どの地域でも起こり得るものとしては、地震や雷、台風があります。

人災ではありますが避けられない被害として、火事も含めておくことができるでしょう。

一方、地域によってリスクが高いものとしては、津波や洪水などがあります。

また、突風や竜巻も、地域によって発生頻度が異なる災害です。

防災住宅のすすめ2.「一次災害」と「二次災害」について

防災住宅のすすめ2.「一次災害」と「二次災害」について

災害には「一次災害」と「二次災害」があります。

一次災害とは、災害によって直接被害を受けることです。

例えば、台風によって屋根や外壁が吹き飛ぶことは一次災害です。

台風由来の雨が降り続き、床上浸水し、家財や自動車といった財産に被害が生じることも一次災害のに含められます。

二次災害とは、一次災害によって引き起こされる被害のことです。

例えば、台風で送電システムに支障が生じたことによって生じる停電は二次災害です。

台風で飛来物が窓にぶつかり、窓が割れてしまうことや家財が使えなくなること、ケガをすることも二次災害の一種と言えるでしょう。

また、何度も繰り返して地震が起こることで、家屋自体にゆがみや損傷が生じることも二次災害に該当します。

防災住宅のすすめ3.災害に備えるにはどんな設備・準備が必要?

防災住宅のすすめ3.災害に備えるにはどんな設備・準備が必要?

災害が起こりやすい地域というものは存在しますが、災害が起こらない地域は存在しません。

つまり、どの地域に住宅を建てるにしても、災害への備えは必須と言えるのです。

防災のためにできることとして、以下の事柄を挙げられます。

場合によってはリフォーム等が必要になることもありますが、家族の安心を守るためにぜひ検討してみましょう。

<防災のためにできること>

  • 生活に必要な食べ物・消耗品などを備蓄しておく
  • 避難経路をシミュレーションし、貴重品の持ち出し方などを決めておく
  • 災害に強い材質を使った家づくり
  • ライフラインを準備しておく
  • 火災保険、地震保険の見直しをおこなう

生活に必要な食べ物・消耗品などを備蓄しておく

大規模災害が起こった場合は、避難所等の施設での暮らしになることがあります。

避難所では最低限の衣食住がサポートされますが、避難所が整うまでの生活は各自が準備しておく必要があるでしょう。

災害時に備えて、家族が3日間生活できる程度の食糧と水を備蓄しておきます。

消費期限を書き留めておき、定期的に新しいものと入れ替えるようにしましょう。

また、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、ビニール袋などの消耗品に関しては、一週間分以上はストックしておくことをおすすめします。

携帯トイレや懐中電灯、マッチ、バケツ、消毒液なども一通りそろえておきましょう。

避難経路をシミュレーションし、貴重品の持ち出し方などを決めておく

地域の避難所やハザードマップを確認し、避難経路をシミュレーションしておきます。

災害時に家族が一緒にいるとは限りません。

どこの場所にいてもスムーズに避難所に行けるよう、少なくとも一度は歩いて行ってみましょう。

貴重品の持ち出し方についてもシミュレーションしておく必要があります。

印鑑や重要書類、通帳などをまとめておき、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。

災害に強い材質を使った家づくり

住宅自体を災害に耐えられるようにつくることも大切です。

新築時やリフォームの際に、地震の衝撃を吸収する土台や、飛来物でも割れにくい窓ガラスや屋根材などを取り入れることをおすすめします。

建物の周囲に飛来しやすいものを置かないことも大切です。

植木鉢などは窓などの割れやすい場所のそばには置かず、物置きの中などにすぐに収納できるようにしておきましょう。

ライフラインを準備しておく

ライフラインの確保も重要なポイントです。

太陽光発電システムを導入し、家庭用蓄電池を備えているなら、停電時も必要最低限の電力を使えるようになります。

スマホなどを充電できれば、災害時の情報収集もスムーズになるでしょう。

また、水や燃料の確保も大切です。

特に災害時の寒さ対策は深刻な問題となるので、電力に頼らずに使用できるストーブ類やブランケット、使い捨てカイロなども準備しておきましょう。

火災保険、地震保険の見直しをおこなう

火災保険や地震保険の補償内容は充分か、ぜひ見直してみてください。

なお、火災保険とはその名の通り火事などの火災に備える保険ですが、洪水などの水害や雹災、風災、盗難などの幅広いリスクに備えることも可能です。

火災保険の補償対象は家屋だけではありません。

家財補償も付けることで、災害に遭ったときの家電や家具などの購入費を補填することもできます。

ご自身が加入している保険の補償内容について、今一度、専門家と話し合ってみましょう。

防災住宅は万が一のための準備と日頃の意識で成り立つ

どこにお住まいの場合でも、災害に遭わないという可能性はありません。

災害に備えて安全対策の方針を各家庭で立て、備蓄・改築・保険の見直しなどをおこなっておきましょう。