建売住宅の7つの注意点!失敗しないためにも抑えておきたいポイントを紹介

手軽に一戸建てを購入したい方に、建売住宅は検討すべき選択肢と言えるでしょう。住宅完成前に購入できるものもありますが、すでに完成しているものも多く、すぐに新生活を始められます。しかし、建売住宅を購入する際には注意点が7つあります。失敗しないためにもぜひチェックしてください。

建売住宅の7つの注意点

建売住宅の7つの注意点

「戸建て住宅に住みたいけれど、自分で設計するのは不安」という方も、「数カ月も待つのは嫌。今すぐ戸建て住宅に住みたい」という方も、建売住宅なら問題を解決できます。

建売住宅は建築士が住みやすさを考えてつくっていますし、すでに完成している住宅なら購入してすぐに入居することも可能です。しかし、建売住宅なら問題は生じないかというと、そうではありません。購入する際には次の7つの注意点に注意するようにしましょう。

注意点1:オプションを含めた価格

「土地代込みで1,980万円!」などと相場よりも極端に安い価格で広告している建売住宅には、注意が必要です。収納ひとつをとってもオプション扱いになっていることがあり、特別贅沢な設備をつけなくても広告価格よりも1,000万円以上高額になってしまうことがあります。

いくつか物件を比較するときは、同程度の設備込みでどの程度の金額になるのか調べる必要があります。広告の価格に惑わされないように注意してください。

注意点2:隣家との距離

建売住宅は、通常ブロック単位で何軒かまとめて販売されます。すでに隣家との距離も固定されているため、近すぎないか必ず確認してください。隣家との距離があまりにも近い場合には、境界線の空間に目隠しとなる植物を植えたり塀を立てたりできるのかも尋ねてみましょう。

また、家の中からの隣家の距離もチェックしておく必要があります。部屋の窓と隣家の窓が真向かいにある場合には、窓の開閉がしづらくなる可能性もあります。見学会の際にすべての窓やドアから隣家との距離を目で確認し、隣人の目線や生活音を気にせずに暮らしていけそうか調べておきましょう。

注意点3:アフターサービスの期間と内容

施工に問題がなくても、少し時間が経過すると問題点が出てくる可能性があります。例えば駐車スペースのコンクリートに大きな亀裂が入ったり、網戸が破けてしまったりと、思わぬ変化が生じることがあるでしょう。

大手の住宅メーカーで注文住宅を建てる場合には、10年、20年単位での長期保証を受けられることが一般的ですが、建売住宅でもある程度の期間ならアフターサービスを受けられることがあります。どのようなサービスをどの程度の期間受けられるのか、必ず確認してから契約に進むようにしましょう。

注意点4:仲介手数料が高額過ぎないか

建売住宅の販売主と施工主が異なる場合には、仲介手数料が必要になることがあります。仲介手数料は宅地建物取引業法で上限額が決められていますが、決して安い金額ではないため、できるだけ仲介手数料が低く抑えられている物件を購入したいものです。

仲介手数料上限額
取引価格 仲介手数料上限額
200万円以下 取引額の5%
200万円超400万円以下 (取引価格-200万円)×4%+10万円
400万円超 (取引価格-400万円)×3%+18万円

※仲介手数料は課税対象のため、実際には消費税が加算されて請求されます

例えば3,000万円の物件では最大96万円(税抜)の仲介手数料が請求されることになります。仲介業者や不動産会社を通さずに販売している建売住宅なら仲介手数料がかからないので、購入する前に直接販売していないか確認しておきましょう。

参考:全日本不動産協会「物件売却時の仲介手数料について」

注意点5:駐車スペースは十分か

建売住宅では、住宅の前面あるいは側面に駐車スペースが1、2台分ついていることがあります。しかし、現在保有している車の大きさによっては、駐車スペースを活用できない可能性があるでしょう。

また、保有している車が複数台ある場合も、近隣の駐車場を借りなくてはならない状況に発展することがあります。実際に寸法を測るなどして、既存の駐車スペースに保有している車が無理なく駐車できるのか調べておきましょう。

注意点6:周辺にスーパーや医療機関があるか

宅地として開発されたばかりの場合には、周辺にスーパーや医療機関、学校などがない可能性もあります。また、駅が近くになく、バス停もない場合には、車以外での通学・通勤が困難になるでしょう。

物件そのものに問題点がないか調べることも重要ですが、周辺施設や交通機関について調べることも重要です。建売住宅を購入することで今よりも不便な生活にならないのか、確認しておくようにしましょう。

注意点7:住宅ローンは無理のない返済額か

立地も間取り・外観・設備が理想通りの建売住宅であっても、予算よりも高額過ぎる場合は諦めるほうが良いかもしれません。いくつかの金融機関で住宅ローンの見積もりを出してもらい、毎月の返済額が家計を圧迫しない程度なのか確認しておきましょう。

また、ボーナス払いを設定する場合は、ボーナスが減額する可能性や、教育費、入院費などでまとまった支出が生じる可能性についても検討する必要があります。

注意点を抑えて納得できる建売住宅を選ぼう

注文住宅よりも安価なイメージがある建売住宅ですが、必ずしも「お得」というわけではありません。同じ条件の下で注文住宅や他の建売住宅と比較し、納得できるものを選ぶようにしましょう。また、隣家との距離やアフターサービス等も忘れずに確認したいポイントです。厳しくチェックして納得できる住宅を選びましょう。