注文住宅の間取りでよくある失敗例と成功のポイントを解説!

「注文住宅の間取りで失敗してしまったら、どうしよう・・・」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

人生に一度のマイホーム、パーフェクトハウスを目指したいですよね。

間取りは家づくりにおいて、もっとも重要なことです。レイアウトや間取りを決定する際に注意すべき点、アドバイスを解説していきます。

注文住宅の間取りで失敗しやすいポイント

注文住宅の間取りで失敗しやすいポイント

間取りを作るうえで、失敗しないための基礎的なポイントを解説していきます。

新築の計画を立てる時は、仕事や家事と並行して進めていく人がほとんどだと思います。

間取について考える時間がなく、間取りについて十分な勉強ができる人は少ないはずです。

また、人によって暮らしの環境やライフスタイルが全く違うため、どの情報が自分たちに合っているかの判断は難しいのではないでしょうか。

ですが、間取りを考える、建設会社との打合せ上でコツがあるのです。

打合せ時のコツを理解し、間取りを作っていくことができれば、間取りで失敗する確率は大幅に下がります。

れでは、解説していきます。

1.後からの対応が難しく、変更コストが掛かるポイントを押さえる

後からの対応が難しく、変更コストが掛かるポイントを押さえる

間取りには、失敗して『取返しがつくもの』『取返しがつかないもの』があります。

例えば『収納』が後悔した間取りの中で上位に入ることが多いのですが、収納で失敗したと感じても、ほどんどの場合は改善できます。

たくさんの収納家具が販売されているため、家具を置くことによりカバーできますし、リフォームをしたとしても大きなコストは掛からないはずです。

しかし、『取返しがつかないもの』で失敗すれば、後に大きな後悔に繋がります。

取返しのつかない間取りをしっかり把握し判断するようにしましょう。

新築後に修正が厳しく、リフォームではコストが大きくなってしまう項目をリストアップしました。

  • 水回り

水回りの設備の配置は特に注意が必要です。

水の配管が関わるため、大規模な工事が必要ですし、水回りの設備はかなり高額です。

  • バルコニー・屋上

屋上は防水加工されており、外壁材やアルミサッシに関係してくるため、リフォーム費はかなり高額です。

  • 窓・サッシ

そもそも、窓やサッシは高価ですし、耐震構造に関わってくるため、簡単に増加や移設をすることはできません。

また、最近ですと高性能な断熱材も使用されているため、リフォームの難易度も高くなっているようです。

  • 部屋の広さや、壁・柱の位置

各部屋の配置・大きさ動線の失敗は、壁や柱の位置に関わってくるので、簡単に修正することは難しいです。

『耐震構造上で必要なもの』と建設確認申請を出している壁は勝手に撤去や移設できないため、リフォーム費用は高額となります。

2.住宅営業担当者や設計士への要望の伝え方

住宅営業担当者や設計士への要望の伝え方

間取りの要望や希望を建設会社の担当者や設計士に伝えるタイミングがありますよね。

最初に伝えるタイミングは『契約前』がほとんどです。

契約前のため、誰もが気軽に要望を伝えると思いますが、実は要望の伝え方によって、大きな失敗をしてしまうリスクが発生します。

和室の位置、階段の位置などデザイン性だけを考えて『なんとなく』伝えると、失敗のリスクは高まります。

例えば、1社で間取りを作った場合、他社と比較する際に同等の条件にするため、『同じような要望』を伝えることになります。

 

そして、なんとなくの要望からできた間取りで契約することになります。

一番覚えてほしいことは、『間取りによって金額は大きく変わる』ことです。

契約後に間取りが大きく変わると、金額が大きくアップしてしまうことがあります。

『なんとなく』で決めることがないよう、事前に要望などを細かくまとめておきましょう。

 

もう一つの大事なポイントとして、営業担当者や設計士はNOと言えないということです。

営業担当者や設計士は『契約をとること』という気持ちも強く、デメリットをハッキリ伝えない場合もあります。

デメリットをやんわり伝える人も多いですが、建て主側の要望が絶対条件の場合は、デメリットを伝えない人も多いでしょう。

つまり、要望を具体的に伝えた場合は、自分たちで間取りを限定してしまうため、『自分の首を締める』行為となります。

自分で自分の首を締めないために、営業担当者や設計士には次のことを伝えましょう。

 

  • リビングや階段の希望は『絶対』ではないこと。間取りに問題がある場合は必ず助言してもらう
  • 自分たちの要望よりも、いい代案がある場合は必ず教えてもらう

 

営業担当者や設計士が意見を言いやすい環境を作ることも大切ですね。

3.電気工事の打合せの際に、設計士が関わらない場合は危険

電気工事の打合せの際に、設計士が関わらない場合は危険

間取りで失敗が多くなるときは、打合せに設計士が関わらない場合です。

特に『照明器具・LAN配線・コンセント』は間取りの失敗例として多くあげられます。

電気設備については、建物の構造から設計を考えていくため、建設会社の従業員からは具体的なアドバイスができません。

具体的なアドバイスがもらえないため、自分たちだけで配線・コンセントの設置を考えていくことになるため、必然と失敗するリスクが高まります。

リフォームでスイッチやコンセントを増やすことは、かなり大きなコストがかかりますので、設計士を交えて打合せをすることをおすすめします。

 

電気設備で失敗しないためには・・・

  1. 自宅にある家具・新築に調達する家具を明確にする
  2. 図面に対して正確なサイズの家具を選ぶ
  3. 図面に家族の動線を記入する
  4. 動線に合わせて照明器具・コンセントの位置・スイッチの位置を図面に記入
  5. 記載した図面を元に建築会社と打合せ
  6. 電気工事の予算は多めに確保しておく

上記のように事前準備を徹底することで、失敗するリスクは下がります。

間取りの失敗例(スイッチやコンセントの位置が悪く使いづらい)

間取りの失敗例(スイッチやコンセントの位置が悪く使いづらい)

スイッチやコンセントは日常的にとても頻繁に使う部分ですので、スイッチやコンセントの使い勝手や位置が悪いと、日々の生活に支障がでてきます。

例えば・・

  • 玄関の照明のスイッチが遠いため、靴を履いてからは電気を消すことができない
  • ドアを開けた裏側に照明のスイッチがあるため、スイッチを押せない
  • ウォークインクローゼットにコンセントが無いため、掃除機を使う際に延長コートが必要
  • 寝室の照明スイッチがドアの近くにしか無く、寝ながら照明操作ができない
  • キッチンの収納棚にコンセントを設置していなく、延長コードを使うはめになった

上記のような失敗例は実際に起こっているのです。

成功のポイント

コンセントは自分たちの生活スタイルや動線に合わせ、的確に設置することが大事です。

最大のポイントはコンセントの場所と数です。

間取り図を見ながら、どこに家電を置くか、どこでどのような作業をするかを事前に考え、把握したうえで、コンセントの設置位置を決定しましょう。

間取りの失敗例(生活動線の失敗)

間取りの失敗例(生活動線の失敗)

家に住む家族が普段生活をするうえでの基本的な動きのことを『生活動線』といいます。

生活動線がスムーズでない場合、暮らしていても不便ですよね。

生活の便利・不便さにも大いに関わってくるため、生活動線は最も重要なポイントです。

失敗は許されませんが、失敗してしまう人も多くいます。

 

  • 対面キッチンのため、回りこんでの移動が大変
  • キッチンの隣が浴室と洗面所だが、直接繋がるドアがない
  • 洗面室とトイレが隣どうしに並んでいるため、朝の使用時に混雑する
  • 2階に浴槽を設置したが、子どもが泥んこになって返ってくると、廊下や階段が汚れてしまう
  • スペースの問題でキッチンと食器庫を離したが、使い勝手が悪くなってしまった

 

家は10年20年30年にわたり住み続けるものです。

10年、20年の間には様々な変化があるため、生活スタイルや動線も当然変わっていきます。

家を建てる際に未来を見通して施策をたてることは難しいですが、しっかり未来を見据えて計画をたてることが重要です。

成功のポイント

  • 洗濯→物干し→衣類収納の家事動線は短くしているか
  • 洗面台やトイレは動線に密集していないか
  • 来客中に家族のプライバシーは守られているか
  • 寝室やトイレなど、よく使うスペースは使いやすい動線になっているか

新築の間取りは事前チェックを入念に行いましょう

新築の間取りは事前チェックを入念に行いましょう

新築の間取りの失敗例はたくさんあり、回避することが難しいように思いますが、事前の入念なチェック・段取りを建設会社との入念な打合せにより失敗を回避することが十分に可能です。

失敗しやすいポイントは事前に勉強いただき、納得ができる間取りに近づけていきましょう。