建売住宅の注意点!?これを知っていれば大丈夫!
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みなさん土地や住宅をできるだけ安く手に入れたいと考えたことはありますか?
手に入るなら出来れば安い方がいいですよね?
しかし、安く手に入る場合、思わぬ落とし穴がある場合があります。何に注意すべきか説明していきたいと思います。
目次
建売販売の落とし穴
建売販売は一戸建てに比べ、低価格で住宅ローンも組みやすく魅力的に見えます。
しかし、安さには理由があります。
なぜ安く売られているかを考えてみましょう。
オプション工事・別途工事などで追加で費用が掛かる
家の価格の安さに目がいってしまい、何も確認せずに契約した場合、オプション費用が含まれていないせいで追加工事、設備不足で余計に予算がかかってしまう場合があります。
事前に何が準備され、付属しているかを確認することが大切です。
資料不足で販売される
どのような建物かもわからないまま売買契約を結んでしまわないよう注意しましょう。
完成物件を実際に確認し、標準仕様書について説明を受けましょう。
標準仕様書とは、ほとんどの物件の売主が物件に対して、採用している建物の共通仕様書を指示しているパターンが多いです。
キッチンやトイレの設備、壁やフローリングなどの材質、基礎の高さや巾など共通化しています。
しかし何を標準とするかは、販売する会社によって異なるので注意が必要です。
後に建物で気になったことについて質問をしても、「標準仕様です。」と言われる場合があるので事前のチェックをしっかりしましょう。
手抜き工事が行われている
建売販売はすでに家があり購入後すぐに住めることがメリットです。
一方でデメリットも、もちろん存在します。
例えば、建築工事中の様子が確認できないため、施工中の内容を知れないことが大きなデメリットになります。
「瑕疵(かし)担保責任期間とその適用内容」が含まれているか確認しましょう。
瑕疵(かし)とは傷、欠陥、欠点といった意味を持っています。
売主に責任を問うためには瑕疵を証明しなければなりません。
また瑕疵が認められた場合、工事期間中、仮住まいが余儀なくされる場合があります。
価格が極端に安い
一般的に土地の相場は近隣相場から取引価格が査定される場合が多いです。
そこに家を建てる際の材料費、人件費がかかります。
明らかに周りの物件に比べて安い場合、物件はいわく付きの可能性が有ります。
なので安い物件を選ぶ際はしっかりと見極めてから購入する必要があります。
アフターサービスに注意
どれだけ確認して住宅を購入したとしても、数カ月、数年経ってみると不具合に気が付くケースがあります。
また、アフターサービスが悪ければとても苦労することにもなります。
例えば、点検の頻度はどのくらいで行うか、アフターサービスは不動産会社か売主のどちらが担当するのかなど、保証の期間や対象など建売購入の際は内容に目を通しておくといいですね。
デザインに注意
建売住宅とは、建っている家を購入するというスタイルです。
なので間取りやデザインといった個人の希望に沿ったものが探しにくいです。
最近ではおしゃれな建売住宅が見られるようになってきましたが、それでも希望通りといったものはなかなか出会えません。
暮らしていく中で些細な不満点が積み重なり、後々の大きなストレスに繋がる場合があるので注意しましょう。
もし自分の思い描く家のイメージを持っているなら建売住宅はおすすめしません。
新築を考えてみるのもいいですね。
最近ではアプリでも建売の物件を探すことが出来るので利用してみるとイメージに近いものが見つかるかもしれませんね。
また、建売で家を買いすぐにリフォームを行うというケースも増えてきているそうです。
こちらもご検討してみてはいかがでしょうか。
点検口の有無に注意
点検口とは、普段は確認しない建物の隠れた部分をチェックするために設置されているものです。
主に床下や天井、屋根裏そして壁内など様々な点検口が存在します。
中でも床下と屋根裏の点検口は非常に重要です。
マイホームで永く安心に暮らすために点検口は大切なものになります。
しかしその点検口が存在しない住宅もあります。
建売の購入を考える時は現地で点検口の有無を確認すると安心できますね。
引き渡しに注意
引き渡し前の立ち合いが、購入前の住宅を確認するラストチャンスです。
本当に問題はないのか、不備、不具合はないのかをじっくりとチェックしましょう。
もし不安ならば専門家に同行依頼を出し、一緒に確認をしてもらうといいです。
重要な決断なので疎かにすることなく購入を決めたいですね。
後悔しないために大切なこと
不動産会社や売主と契約前に相談をし、自分の目でしっかり確認することが一番大切なことだと考えます。
家を買うということは多大なローンを背負うので、人生の大きな決断の1つです。
後悔しないために今回説明したポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。