古民家をリフォームしておしゃれで居心地のいい暮らしを

日本の伝統的な古民家を訪れると、懐かしい気持ちになる人が多く、古民家の良さに気づき、リフォームして暮らしたり、カフェにしたり、おしゃれに利用する人が増えています。

そこで、古民家をおしゃれにリフォームする方法をご紹介していきます。

古民家のリフォームとは

古民家のリフォームとは

古民家とは、築50年以上を経つ、伝統工法で建てられている建物のことをいいます。

太く、しっかりした柱や梁などの素材を用いて、接合部分には金属を一切使わず仕口と継手によって、堅木の木片を差し込んで固めます。

現代の建物のように、金具で固定するのではなく、地震の揺れを摩擦に替え、揺れを吸震する作りになっています。

古民家リフォームで掛かる工事費用・判断基準

古民家リフォームで掛かる工事費用・判断基準

まずは、中古住宅の古民家リフォームをする際にかかる費用や、具体的に検討すべき工事についてご説明していきます。

古民家リフォームに掛かる費用の目安は、下記の通りです。

断熱リフォーム 約4,000円~30,000円/㎡
耐震リフォーム 約250,000円~15,000,000円
屋根リフォーム 約500,000円~3,500,000円
外壁リフォーム 約500,000円~3,500,000円
水回りリフォーム 浴室 約1,000,000円~1,500,000円

トイレ 約200,000円~500,000円

キッチン 約500,000円~1,500,000円

洗面所 約200,000円~500,000円

間取りリフォーム 約200,000円~3,500,000円

既存の梁や柱は、現状のまま活かせることもできるため、工事費を抑えるには梁や柱を使用することが重要なポイントです。

リノベーションを行う前に、優先的にリノベーションしたい内容を整理し、費用対策を行いましょう。

また、以下のことをリフォーム会社としっかり相談し、リノベーションプランを考えていきましょう。

重要ポイント1 耐震性を確保する

重要ポイント1 耐震性を確保する

築年数が長く経っている古民家は、建物の状態をしっかり把握しリノベーションすることが大切です。

1981年6月に耐震基準が改正される前に建てられた家は、耐震性が低い場合が多く、耐震リフォームが必要な可能性が高いです。

また、柱・梁・壁が劣化している危険性や地盤が弱くなっていることがあります。

耐震診断の結果次第では、補強工事を行った方がいい場合もあります。

リフォーム業者に調査を依頼し、耐震リフォームが必要な場合は対応していきましょう。

重要ポイント2 断熱性を確認

重要ポイント2 断熱性を確認

古民家の中には、断熱処理がしっかり施されていない物件が多く、事前に断熱性能を確認する必要があります。

外壁・床・屋根の周囲に断熱材を施工する方法もありますが、窓や玄関からの隙間風が気になる場合は、玄関ドアやサッシの交換によって気密性を確保できます。

住宅の状態に適した断熱化工事を行いましょう。

重要ポイント3 外壁・屋根の雨漏りの対策

重要ポイント3 外壁・屋根の雨漏りの対策

古民家は、外装も劣化している可能性が高いです。

雨が強い日は外壁から雨漏りが発生する可能性が高く要注意です。

断熱性や耐震性をリノベーション業者に確認してもらう際に、雨漏りの危険性についてもあわせて確認してもらいましょう。

屋根・外壁の塗装に、屋根・外壁ともに相場として100万円程のリノベーション費用が掛かります。

重要ポイント4 水回りのリフォームは必須項目

重要ポイント4 水回りのリフォームは必須項目

古民家でリフォームが最も多いのは、「水回り」の設備工事です。

古民家の場合、浴室・トイレ・キッチンなどはリフォームを行わないと使いにくい場合が多いです。

例えば、和式トイレは足腰が弱くなった場合に不便ですし、タイル張りのお風呂はカビや汚れの掃除が大変です。

水周りの設備は10年周期で劣化すると言われているため、まとめてリノベーションする事をおすすめします。

お民家をおしゃれにリノベーションした事例

お民家をおしゃれにリノベーションした事例

古民家をおしゃれにリノベーション・リフォームした事例をご紹介します。

リフォーム時の参考にしてみてください。

梁を活かして古民家のリビングのリノベーション

梁を活かして古民家のリビングのリノベーション

リビング内にあえて梁を残し、梁が見せるようにリノベーションを行うことで、元の建物の良さを活かすことで、梁の重量感やリビングの開放感が共存する素敵なモダン空間へと生まれ変わります。

大きな柱を生かしたリノベーション

大きな柱を生かしたリノベーション

昔ながらの古き良き日本の独特な味わいがあるのが古民家の魅力です。

古民家には家を支える柱がむき出しになっていることが多く、むき出しの柱は年数を経て味のある独特な色合いに変化していき空間をモダンに演出してくれますので、太い柱を残し生かすことで、リノベーション後も和モダンな雰囲気を味わうことができます。

古民家をリノベーション・リフォームするメリット

古民家をリノベーション・リフォームするメリット

古民家をリノベーション・リフォームする際のメリットについてお話ししていきます。

古民家をおしゃれにリノベーションするには

古民家をおしゃれにリノベーションするには

古民家をおしゃれな雰囲気にリノベーションするには、伝統的な家具を活かすことがポイントです。

昔ながらの家具は、日本の伝統美を感じられるだけではなく、機能性も兼ね備えています。

日本の四季に合わせた無駄のない造りをしており、機能性、デザイン性がある居心地のいいモダン空間を作ることができます。

瓦屋根

瓦屋根

瓦は粘土を高温で焼いて作っているため、耐久年数は50年以上とされており、経年変化による劣化に強いという特徴があります。

また、若い年代の住宅購入者層に人気なのが、「ガルバリウム銅板屋根」です。

ガルバリウム銅板屋根は音をよく通すため、テレビの音が聞こえにくくなるほど雨音が響いてしまうのが難点です。

瓦屋根は粘土でできているため外部からの音を吸収し、音を聞こえにくくしてくれる利点があります。

欄間(らんま)

欄間(らんま)

欄間は、障子や襖の上にある装飾です。

鴨居と天井の間から入る光や風を通し、装飾を施した小さな窓のような役割をしています。

時間帯によっては違った表情の光を楽しむことができます。

部屋と廊下の境目にあるため、どこからでも装飾を見ることができ、高いデザイン性から和室のインテリアとしても注目されています。

家族が揃うリビングに装飾してもモダンでおしゃれです。

庇(ひさし)

庇(ひさし)

庇(ひさし)とは、多くの古民家の窓や入口、開口部の上に取り付けられている、小さな屋根の事をいいます。

照りつける日光を遮ってくれるだけでなく、雨が降った時も屋根の下の空間に開放感を与えてくれます。

夏の季節には、風鈴を取り付けて季節感を味わうのもおすすめです。

古民家をおしゃれにリフォームし、古民家ライフを楽しみましょう

古民家をおしゃれにリフォームし、古民家ライフを楽しみましょう

今回は古民家のリフォームで掛かる工事費用や注意点、古民家の柱や梁を残しおしゃれにリフォームするポイントをお伝えしました。

新築一戸建て、マンション、賃貸物件など様々な住まいの選択がありますが、古民家には独自の魅力がたくさんあります。

今後の選択肢に古民家のリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。