古民家リフォームに必要な費用は?メリットや改修時の注意点を解説!

古き良き日本を感じられる古民家リフォームは人気が高く、生活に使うのはもちろん、利用していな古民家をリフォームし、カフェなどの店舗として利用する方も増えてきています。

今回は古民家リフォームにかかる費用について、簡単に説明していきたいと思います。

リフォームとリノベーションの違い

リフォームとリノベーションの違い

古民家リフォームの前に、まずは軽くリフォームとリノベーションの違いについて説明していきたいと思います。

リフォームとリノベーションは響きは似ているものの、言葉の意味は大きく違います。

リフォームは現状生活をする上で不便な部分をなくす作業、リノベーションは生活の機能を向上させる作業のことを言います。

躯体構造(スケルトン)

工事の方法もリフォームの場合は間取りはそのまま家の一部を変更するのに対し、リノベーションは一度家を解体し、躯体構造(スケルトン)だけにして内装や設備と分離させる大規模な改修を行うことを指します。

上記を抑えた上で、今回は古民家リフォームに関してのお話をしていきます。

古民家リフォームの費用について

古民家リフォームの費用について

古民家リフォームの費用はの相場は、業者や事例によって変わるため一概には言えませんが、おおよそ最低でも300万円〜、元の素材を生かしたデザインなどにこだわりだすと、なんと2000万円を超える場合もあります。

また、木造住宅の場合はどうしても梁や柱、外壁などが劣化してしまうため、「家の1部を直すだけだから…」と軽い気持ちでリフォームの依頼したつもりが、家の状態を調べてみたら劣化が進んでいて、補強のために高額な費用が必要になってしまう可能性もあります。

あらかじめリフォーム業者に家の状態などを確認して、家や暮らしに合わせた範囲でのリフォームを想定し、費用を用意することをおすすめします。

古民家リフォームのメリット

古民家リフォームのメリット

最初に費用面だけを聞くと、「そんなにかかるのなら別にやらなくても…」と思ってしまう方もいらっしゃることでしょう。

しかし、古民家リフォームには費用面を差し引いても魅力や独自のメリットもあります。

次に古民家リフォームのメリットについていくつかお話ししていこうと思います。

日本家屋の風合いを残すことができる

古民家の魅力として、柱がむき出しになっていて、木の風合いを感じることができることや、玄関や吹き抜け、土間、和室、縁側といった古民家ならではの空間があることが挙げられます。

リフォームによって住みやすい家に直してあげることで、古民家ならではのモダンな空間を感じる家を手に入れることができます。

梁や柱に強度があり、資材保護もできる

梁や柱に強度があり、資材保護もできる

古民家の梁や柱などには、主にケヤキやヒノキが使用されてます。

強度が落ちるまでに、ケヤキは800年、ヒノキはなんと1200年ほどもつと言われており、基礎の土台がしっかりとした家がとても多いです。

また、現在では頑丈なケヤキやヒノキを手に入れるのは難しく、強度だけでなく資材保護をしながら利用できるのも魅力の1つです。

移築再生ができる

リフォームで家を建て直す場合、昔ながらの木組みで作られた古民家の場合は、そのまま家を解体し、新しい土地へ移築することが可能です。

気に入った古民家でも土地が気に入らないといった場合でも、リフォーム会社に頼んで、古民家の風合いそのままで家を好きな土地に移動させることができます。

固定資産税が軽くなる

固定資産税が軽くなる

固定資産税は、家の築年数により税額が変わってきます。

年数のたった家の場合、新築よりも税金を減らすことが可能になります。

ただ、固定資産税は自治体によって細かく異なるため、一度自分の自治体での解釈をきちんと確認し、情報を収集するようにしましょう。

再築基準によって火災保険、地震保険に加入することができる

通常であれば、築50年をすぎた家の場合、会社によっては保険に入れない可能性が非常に高くなります。

しかし、再築工事の実施をした場合、再築基準によって火災保険と地震保険への加入が可能になります。

詳しくは全国古民家再生協会の再築基準をご覧ください。

古民家リフォームの注意点

古民家リフォームの注意点

古民家で暮らすメリットとしてはやはり日本古来の趣のある家で暮らせることが最大の特徴かと思われます。

しかしリフォームをする際いくつかの注意点がありますので、いくつか紹介して行こうと思います。

耐震性が低い可能性が高い

1981年に建築基準法が改正されたことにより、元の古民家が建った時とは耐震基準が今現在とは異なります。

また、梁や柱が頑丈であってもどうしても素材が劣化していくため、古民家リフォームをする際には、最初に住宅診断等を行い必要に応じた補強工事をしていきましょう。

断熱性が低く、冬は冷えやすい

断熱性が低く、冬は冷えやすい

古民家は、まだ冷凍などの技術が発達していない時に造られた建物のため、天井が高く風通しが良いため夏は涼しいのですが、冬場はどうしても暖房代のコストがかかってしまいます。

リフォーム時に断熱材や、床暖房などを入れて寒さ対策をするようにしていきましょう。

パーツの交換ができない場合がある

年数が経つにつれてどうしても家の中の設備の型が古くなってしまいます。

特にキッチンやトイレ、浴室などの水回りは、物によっては変えようと思っても最新のものとサイズや型が変わってしまう場合が多く、軽い気持ちで取り替えるつもりが、想像以上に大掛かりな修理が必要になってしまう場合があります。

古民家リフォーム費用と理想を明確化しよう

古民家リフォーム費用と理想を明確化しよう

古民家リフォームの費用は修繕なども含め、決して安いとは言えません。

しかし、それを差し引いても日本特有のモダンで雅な雰囲気の古民家リフォームは人気が高く、安らぎを感じる木の家を堪能することができます。

興味がある方はぜひ一度古民家リフォームを検討してみてください。