水回りのリフォーム費用は? 時期やタイミングも解説!
8 view

キッチンやトイレ、浴室などの水回りは毎日お世話になる場所のため、水漏れや詰まりなどトラブルが発生しやすいところでもあります。
急に壊れた!など突然のトラブルにも対処できるよう、水回りのリフォーム工事について時期やタイミング、費用の相場などを解説します。
目次
キッチン・トイレ・浴室のリフォーム時期やタイミングはいつ?
戸建てでもマンションでも、生活の中心になる水回りの交換やリフォームは10年〜20年が相場です。
10年スパンで考えた場合、子供が生まれたり両親や家族のライフステージの変化で、広さや段差、間取りなどを見直すきっかけにもなります。
水回りの場合は給水管や水道管、排水管などの配管も痛みやすいためリフォームを検討する必要があります。
配管の素材でも劣化の状態や傷んでくる箇所、交換時期も違うのでリフォームを検討する際には配管もチェックしましょう。
キッチンリフォームの費用相場
戸建てキッチンでもマンションのキッチンでも、フルリフォームする場合の費用の相場は100万〜150万円が中心価格帯です。
昔ながらのキッチンをシステムキッチンにしたい。
対面式や広々使うLDKの空間にしたい。
収納が少ないので、収納をたくさん増やしたいなど、間取り全面のリフォームを含む場合も多く、業者の工事期間も最短で1ヶ月、長いと3ヶ月以上は必要です。
また最新のシステムキッチンは、食器洗い乾燥機やお手入れの楽なシンクなど魅力的な機能や節水機能もついている場合が多く、価格もお高くなります。
業者へ依頼する前に、ショールームへ足を運んで体感したり業者スタッフの解説や事例を紹介してもらうと、よりイメージや価格が想像しやすくなります。
トイレのリフォームの費用相場
マンションの場合、トイレの間取りに大きな違いはないです。
しかし戸建ての場合は、建てた時代や地域によってトイレの間取りや仕様は様々です。
工事の期間はおよそ1日〜3日が相場ですが、内装のリフォームも一緒にする場合は、1週間〜2週間かかるときもあります。
トイレのリフォームといっても、便器の交換なのか、内装のリフォームなのか、ウォシュレットやシステムトイレに取り換えるのか、和式トイレを洋式トイレに交換するのかなど、様々なリフォーム工事があります。
便器の交換のリフォーム費用相場は15万〜50万円くらいです。
トイレのリフォームは和式から洋式トイレへの交換だけでなく、段差のあるトイレやタイル貼りの床もリフォームしてフラットにする場合、費用も高額になります。
設置するトイレの種類や機能によっても価格は様々です。
最近のシステムトイレは背面の水タンクがなく、専用場所に洗剤を入れておくと水を流すたびに便器を洗浄してくれるので、掃除やお手入れがとても簡単です。
浴室のリフォームの費用相場
浴室の場合ユニットバスだけの交換か浴室全体のリフォームか浴室の間取り自体を移動したりリフォームするのかで費用がグンと変わります。
ユニットバスの交換だと相場は50万円くらいですが、浴室の位置や広さを変更するリフォームの場合、間取り自体のリフォームも加わるので100万円を超える事例が多いです。
しっかり予算を組んでおくことはもちろんですが、見積もり段階でローンも検討しておきましょう。
水回り以外で多いリフォームは?
リフォームを検討する中で、水回りの次に問合せが多いのが屋根や外壁のリフォーム相談ではないでしょうか?
常に外側で建物を守ってくれるので当たり前といえば当たり前ですが、雨風や直射日光、寒暖差を考えると想像できますね。
リフォーム費用の相場は屋根が50〜100万円、外壁が90〜120万円です。
外壁や屋根は場所によって足場を組む必要があるため、費用も2割程度高くなります。
しっかり足場を組むことで業者スタッフと家族、隣近所の安全につながるうえ丁寧な作業になるのです。
また、外壁塗装に関しては自治体や国から助成金が受け取れる制度があります。
補助制度は一定の条件をクリアした上で、指定の書類を提出すると受けれますが、工事のあとで申請したら補助の対象外だったなんて場合もあります。
悲しい結果になる前に、住んでいる自治体の助成金や補助制度は、事前に調べておきましょう。
外壁塗装や屋根塗装は高額になるので、ぜひ制度を利用しましょう。
リフォームとリノベーションの違いは?
キッチン、トイレ、浴室のリフォームについて解説してきましたが、リノベーションではないの?と疑問が出てきますね。
リフォームは老朽化したマイナス状態の建物を新築状態に回復することに対して、リノベーションは現状から刷新してより性能を向上することでプラスの価値をつけることを意味します。
水回りの場合、毎日使用するため建物の中でも劣化が早くリノベーションより圧倒的にリフォームの事例が多くなります。
リノベーションでの事例で多いのは、中古物件を業者を通さず自分たちでキレイにリノベーションする場合です。
若い世代の中にはDIYが趣味で、わざわざ中古の住宅を購入して自分たちで好きにリノベーションする人も多くいらっしゃいます。
中古の住宅といっても水回りは経年劣化と機能が古いものも多いので、特にトイレと浴室はリフォームをオススメします。
自分たちでリノベーションした分、費用も安く抑えられているので最新のシステムトイレやユニットバスの購入費用にあらかじめ予算を組んでおくのも良いです。
リフォーム費用を安く抑えるには?
リフォーム費用を安く抑えるには、地元の工務店や業者を探す方法や知人からの紹介を受けるなど大手会社ではないところへ依頼しましょう。
地元の工務店や業者はショールームを持たず営業マンも施工業者のスタッフが兼ねているので、余計な固定費がかかっていません。
広告も出していないので、その分金額がリーズナブルになります。
地元の業者の場合、ちょっとしたトラブルでもすぐに相談できます。
地元なので快くサービスしてくれたり不具合があれば即修理してくれます。
客である方も良い関係でいる努力は必要ですが、自宅のありとあらゆることを把握してくれるようになるので安心して相談できます。
信頼できる地元の業者や工務店を見つけて、まず相談するところからはじめてみましょう。
リフォーム費用は予算を組んで堅実に
リフォームは生活する上で必要不可欠ですが、あれもこれもとリフォームしてしまうととんでもない費用がかかります。
どこにどれだけのリフォームが必要か、どれくらいの予算を組めるかを事前にしっかり取り決めましょう。