住宅ローン審査の基準を解説!審査に落ちる原因や通りやすくなるためのポイントも

住宅ローンは、申し込めば誰でも利用できる訳ではありません。

住宅ローンを利用するには、必ず所定の審査に通らないといけません。

今回の記事は、住宅ローンの審査基準を中心に審査に落ちる原因も交えて、以下の通り解説します。

住宅ローン審査の流れ

流れ

まずは、住宅ローン審査の流れについて説明します。

住宅ローンの審査は2段階に分かれています。

住宅ローンの申し込み後、まず事前審査があり、審査が承認されれば、本審査に移る流れになります。

なぜ、本審査の前に事前審査があるのかというと、事前審査で本人の返済能力などを調査するためです。

本人の収入や勤続年数などの状況を見て、本人希望の融資額まで融資が可能かどうか、融資後完済できるのかどうか確認します。

事前審査を通過すると、次は本審査に入ります。

本審査に入ると、事前審査よりも金利などさらに細かい審査に入ります。

 

それに伴い、銀行に提出する書類は多いです。

例えば、重要事項説明書や売買契約書などです。

審査期間は、借入先によって異なりますが、約1週間かかります。

住宅ローンの審査は、他のローン商品よりも申込みから借り入れまで時間は掛かり、準備する書類が多いです。

例えば、マイカーローンの場合、申込みから借入れまで約2週間で、用意する書類や記入書類も住宅ローンと比べて少ないです。

そのため、住宅を購入する際には事前に借入予定先から住宅ローンについての話を聞き、余裕を持ったスケジュールを検討しましょう。

また、物件を決める前に事前に審査を受けてからの方が、スムーズに住宅購入できます。

住宅ローンの審査基準・落ちる原因

なぜ

審査に通るために、押さえておきたい主に6つの基準と落ちる原因をご紹介します。

・健康状態

金融機関で借りる場合、団体信用生命保険(団信)への加入が必須であることが多いです。

団体信用生命保険とは、住宅ローン利用者が返済期間中に亡くなった場合、未返済分を全額、保険でまかなう商品です。

住宅ローンは返済期間が長いため、期間中に病気などで返済が滞る可能性があるので、団体信用生命保険に加入が必須条件です。

持病や生活習慣病など、健康上に大きなリスクがある場合には、審査につまづく可能性があります。

 

・年齢や勤続年数

年齢は、完済時の年齢が80歳未満であることが判断の分かれ目です。

20代の若い人でも住宅ローンは借りられますが、収入の面から不安定と判断されるので、必ずしも若い年齢はローンが借りやすい訳ではないので注意しましょう。

また、勤続年数は長い方がもちろん良いです。

その分、収入が安定していて返済能力があると判断されやすいからです。

 

・物件の担保評価

住宅ローンで購入した物件、および金融機関やローン保証会社で担保が必要と判断された物件については、抵当権というものを担保として設定します。

抵当権というのは、もし自分(債務者)が住宅ローンの返済に滞った場合に、抵当権を入れた物件を競売にかけるなどして、ローン債務の回収に充てることができる権利のことです。そのため、該当物件にどれくらいの担保評価があるのかというところが、審査の基準になります。

 

・返済負担率

返済負担率とは、「年収に占める年間返済額の割合」です。

ローンの返済負担率が高いと、住宅ローンの返済は難しいと判断され、

審査を通過する可能性が低いです。

一般的には、20~25%が適当な返済負担率です。

返済負担率で、注意が必要なのは年間返済額は利用する住宅ローンだけでなく、他にローンを利用していれば、そのローンの年間返済額も計算に含まれます。

・個人信用情報

個人信用情報とは、クレジットカードやローンに関して過去に延滞なく返済したのか等を記録したものです。

個人信用情報は、日本信用情報機構などが所有しており、金融機関やローン保証会社が審査のたびに照会を行います。

過去にクレジットカードの支払い遅延、ローンの延滞などがあると、延滞の可能性が高いと判断され、借り入れが難しくなります。

 

・事前審査と本審査に相違がある

本審査の場合になります。

事前審査に出した情報と本審査に出した情報に大きな違いがある場合、

審査を通らせるために虚偽の情報を出したのではないかと疑われます。

事前審査の段階で、正しい情報を金融機関に提出しましょう。

審査に通りやすくするためのポイント

理解しよう

下記では、住宅ローン審査に通りやすくするポイントを3つ紹介します。

・借入額や返済期間を見直す

無理な返済計画は、金融機関に避けられてしまいます。

住宅購入は高額な借り入れが必要になり、返済金額も高くなります。

自身の収入等を考えて、余裕をもった返済計画を立てましょう。

もし、住宅ローンの返済期間中に延滞が続いてしまうと、他のローンの借入れが難しくなったり、住宅が競売にかけられ住むところが無くなってしまう場合があるので、注意が必要です。

返済期間についても、完済年齢が高齢になればなるほど、住宅ローンを借りられるのが難しくなるので、定年を基準に期間を決めましょう。

 

・自己資金をできるだけ準備する

自己資金を準備すればするほど、借入額がその分減るので返済負担が下がります。

また、住宅ローンの適用金利が低くなるなど、借り入れ条件が良くなる可能性があります。

しかし、返済期間中に子どもの教育資金や老後の資金など、いざという時の備えは必要なので、

無理に自己資金を出しすぎないように今後のことを考えて準備しましょう。

 

・連帯保証人を立てる

連帯保証人を立てると、住宅ローンの審査に通りやすくなる場合があります。

連帯保証人とは、もしもローン利用者が返済できなくなった時、代わりに返済する者のことを言います。

連帯保証人は、ご家族や近親者などを立てる場合が多く、ローン利用者自身が、返済に不安がある場合は連帯保証人を立てる方法をおすすめします。

住宅ローン審査を理解して、無理のない借り入れにしよう

住宅ローンは、ただ通れば良いものではありません。

住宅ローンを借りた後の返済が大事になります。

住宅ローンの審査では、無理のない返済かどうか見極めるためのものです。

正しい情報を伝えて、将来住宅ローンの返済に困らないようにしましょう。