後悔する前に知っておこう 「建売住宅」の7つのデメリットとは?

建売住宅を購入された方で、「後悔した」という話を多く聞きます。

建売住宅で後悔する理由は人それぞれありますが、きちんとデメリット知っておけば、後悔するリスクを減らすことができます。

一生に一度の大きな買い物で失敗しないためにも、建売住宅の購入を検討されている方は、ぜひとも最後までお読みください。

「建売住宅」と「分譲住宅」の違い

「建売住宅」と「分譲住宅」の違い

一戸建ての購入を検討し始める際に、まず理解しづらいのが「建売住宅」と「分譲住宅」の違いです。

その違いですが、どちらもほぼ同様の意味と捉えて構いません。

「建売住宅」とは土地と既に完成済みの建物がセットで売られている住宅のことを指します。

一方「分譲住宅」は広い土地を分割し、個別に建てられた建物が集合住宅として、まとめて売られている住宅のことを指します。(一つの大きな建物を一戸ごとに分けて販売しているマンションと似た感じです。)

違いとしては分譲された土地で建てられた住宅か、そうでないかということですが、一般的に分譲住宅も既に完成された状態で売られているため、建売住宅と同じ意味として扱われます。

デメリット① 外観や内装に不満要素が残る

家の模型

一から自分好みに設計する注文住宅とは異なり、建売住宅は間取りやデザインなどの仕様が既に決まっているので、自由度が少なく、なかなか自分の理想の物件を見つけるのは難しいでしょう。

特にこだわりがなければ住みにくいといったことはありませんが、やはり、数十年も家で生活するとなれば、間取りの不便さなどによりストレスがたまり、毎日の暮らし方に影響を及ぼすこともあり得るでしょう。

「ここだけは譲れない」といった条件をお持ちの方は、建売住宅には不向きといえます。

デメリット② 構造上、増改築が難しい

建築の模型

家族構成の変化に伴って、増築・改築を行ないたい方もいると思いますが、建売住宅では難しいケースがほとんどです。

なぜなら多くの建売住宅は「2×4(ツー・バイ・フォー)」と呼ばれる建築方法を採用しているからです。

「2×4」とは、家全体を「柱」や「梁」ではなく「壁」で支える工法で、コストと施工期間を圧縮できるという特徴があり、安く、早く、たくさん家を作る建売住宅にとって相性の良い工法です。

リフォームが難しい理由として、この工法は構造上「壁」が主軸になっていますので、基本的に壁は壊せません。

特に建売住宅は、住む人に合わせた間取りではないため、使いづらいことが多いです。

将来的に間取りを変えたくても、建売住宅では難しいということを理解しておきましょう。

デメリット③ 建売住宅は品質が高いとは言えない

白い家の模型

建売は、「品質が高い建売住宅がほとんどない」といっても過言ではありません。

理由としては、「品質が高くなくても売れる」からです。

建売住宅は値段の安さと見た目のキレイさによって、建売住宅は作ればどんどん売れていきます。

売れやすいように一般的な間取り、効率よく作るために同じような間取りで家を作るため、スピード重視で品質は二の次となってしまいます。

また、既にできあがった建物を販売しているので、私たちは家の内部構造を見ることができません。

基準さえクリアしていれば、細かいところまでの品質まで、気にする必要がないので、ほとんどの建売住宅は品質が高くないことが多いです。

隣同士に建っている同じ会社が作った建売住宅でも、品質に差がでることもあります。

万が一、家のトラブルが起きた場合、とても大変な修繕費用がかかってしまうリスクが大きいということを頭に入れておきましょう。

デメリット④ 多額の外構費用が必要なことも

中庭

建売住宅の建築費用に外構費用は含まれないことが多く、特に、外構工事が最低限のものの場合は注意が必要です。

事例を挙げると、

 

・庭が土のままの状態で、風が吹くと土埃で洗濯物が汚れるため、業者を呼んで庭を改修してもらった。

・門柱やポストの質が悪く、すぐに錆びるので別の新しいものに取り替えてもらった。

 

など、後から多額の外構費用がかかってしまうことがあります。

購入を検討している建売住宅 のハウスメーカーは、きちんと外構工事をおこなってくれるのかどうか、工事体制について事前に問い合わせておくようにしましょう。

デメリット⑤ 日当たりが良くないことも

日当たりが悪い

建売住宅では、「日当たり」について後悔する人も多く、お隣の建売住宅と同じ値段、南向きであっても、日当たりが違ってくることがあります。

建売は区画内にたくさんの住宅を建てるので、どうしても隣の家との距離が近くなってしまい、日の光が届きにくいです。

日当たりが悪いと、洗濯物が乾かなかったり、昼間から電気をつけて光熱費がかかったりと、日常生活への影響は大きい物です。

購入予定の建売住宅はお隣とどのくらい距離が近いかのチェックも忘れないようにしましょう。

デメリット⑥ 資産価値の低さ

4つの家の模型

建売住宅は注文住宅に比べて安いお値段で購入できるのが魅力ですが、資材などがローコストな分、資産価値としては低いです。

注文住宅でも建売住宅でもいずれは経年劣化し、将来的には土地のみの価値が残りますが、建物が持つ最初の価値と、その価値が落ちるスピードについては両者の差は大きいといえます。

子供たちへの相続を考えるのであれば、売却のことも考え、資産価値の高い土地であるかどうかも考慮した方が良いでしょう。

デメリット⑦ アフターサービスが不十分なことも

電話対応が悪い男

建売住宅は比較的安価で販売するために、資材や設備のコスト削減だけでなく、アフターサービスが不十分なこともあります。

建売住宅は品質が高くないゆえに、不具合が発生する確率が高い傾向です。

安さがメリットの注文住宅ですが、不具合により修理費用がかさむことによって、トータル的に「注文住宅が購入できるほどの金額まで支払ってしまった」なんてこともあり得るでしょう。

販売元の会社がどのようなアフターサービスの体制を取っているのか、具体的な点検頻度や保証期間などの内容を担当者やネットの口コミなどで事前に確認することで、これらは回避できます。

建売住宅がどんな人がおすすめ?

親指を立てる男性

建売住宅はどのような人におすすめなのでしょうか。

 

・予算を少しでも抑えたい人

・なるべく早く家を手に入れたい人

・実際の物件を見てから購入したい人

 

できるだけ早く入居したい人や、打ち合わせなどに時間や手間をかけたくない人は建売住宅に向いているでしょう。

また、新しい住宅は欲しいが、できるだけ少ない予算で手に入れたい人も建売住宅がおすすめです。

建売住宅は資材などのコストを削減している分、注文住宅と比べて安価に購入することができます。

 

タイミングによっては、新築の建売住宅であっても、値引き相談が可能な場合があります。

完成から1年が経とうとしている住宅や、完成後売主が急いで売りたい場合などは値引き交渉がしやすいので、もっと予算を抑えたい人は狙い目です。

真剣に買う意思があるのであれば、一度、不動産や売主に値引き交渉をお願いしてみるのも良いでしょう。

建売住宅で後悔しないためには?

検討している女性

建売住宅を購入する際に後悔しないようにするには、比較検討に惜しみなく時間をかけることです。

建売を購入する際は、営業担当の申し込みの煽りによって比較検討を忘れてしまい、ほかの人に取られたくないという心理から、そのまま購入してしまい、後から後悔してしまうパターンが多いようです。

住宅を見学する際は、事前に見るべき比較ポイントを整理して、実際の生活をイメージしながら確認を行いましょう。