コーポラティブハウスとは?メリット・デメリットや入居までの流れを説明します

コーポラティブハウスという言葉を聞いたことはありますか?

日本ではあまり聞かない言葉ですが、欧米ではすでに主流となっています。

そして、実は分譲マンションより安くなる場合があります。

今回は、コーポラティブハウスの説明や、特徴、入居までの流れなどを説明していきます。

コーポラティブハウスとは?

コーポラティブハウスとは?

コーポラティブハウス(Cooperative House)とは、一戸建ての住宅のように住み手が自由に設計できる新築マンションのことです。

自分の好きなように設計できるため、部屋に対する「〇〇がなければなぁ」などの不満が無くなります。

ただ、自分で設計できるマンションだからといっていいことばかりではありません。

コーポラティブハウスのメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット1:自由に設計ができる

コーポラティブハウスは、自らが事業主となり居住希望者の枠が全て埋まってから住まい手と一緒に設計していくというスタイルなので、集合住宅でありながら人それぞれの好みを反映させることができます。

分譲マンションではどんなに間取りや内装がおしゃれだったとしても、住み手には必要ないと感じる設備があったりします。

例えば「和室がいらない」など必要ない部屋やものは取り外すといった住まいづくりをマンションで実現できところが魅力的です。

メリット2:価格を抑えることができる

分譲の物件では、土地・建設でどれだけの費用がかかっているかを知ることはできません。

一方コーポラティブハウスの場合は、住まい手が設計を行うため、どれだけ費用がかかるか明確に知ることができます。

設計によっては一戸建てより安く自分の家を造れるためお財布にも比較的やさしいです。

そのため、部分的に設計を変えたりして費用を抑えることができますし、家を建てるための土地の費用も必要ないので、価格を抑えらることができます。

ただ、マンションではあるため、一戸建てと違い管理費、修繕積立金、駐車場などの費用はかかります。

また、マンションの入居者を募集する際のモデルルームといった宣伝費用がかからなくなる事もあり、新居の分譲マンションを購入するより価格を抑えることができます。

メリット3:近所との良好なコミュニティと管理

既に完成している分譲マンションを購入するのとは違い、コーポラティブハウスに参加すると、入居する前に住宅のルールなどを集まって決める機会が数回あります。

入居時には、近所が全員顔見知りなので、安心した生活を過ごしていけますし、全員が設計した建物という意思が強いことで、しっかり建物を管理してくれるでしょう。

メリット4:家に愛着がわく

メリット4:家に愛着がわく

入居者自身が造るコーポラティブハウスは、住み手の好きなように設計した物を採用し建てられるので、自分の家に愛着が生まれます。

デメリット1:完成まで時間がかかる

コーポラティブハウスを購入するにあたり、いいことばかりではありません。

マンションの1部屋1部屋をオーダーメイドするため、完成までに時間がかかってしまいます。

デメリット2:逆に費用が高くなることも

一般の一戸建てより安く住宅設計ができるという話でしたが、間取りや素材にこだわりすぎると、当然ですが費用は高くなってしまいます。

できるだけコストを抑えたいという場合は、コスト内で叶えられるよう、あらかじめ設計者にコーディネートしてもらうといった工夫が必要です。

デメリット3:デザインによっては売れなくなる

もし、引越しをするなどの理由で、中古としてマンションを売却したい場合でも、デザインによっては全く売れないというケースもあります。

コーポラティブハウス引き渡しまでの流れ

コーポラティブハウス引き渡しまでの流れ

コーポラティブハウスは、分譲マンションや一戸建ての引き渡しまでの流れと違います。

ここでは、コーポラティブハウス引渡しまでの流れについて説明します。

企画の立案・説明会

コーポラティブハウスを企画運営する会社が、「心地いい場所」「徒歩で街暮らしを楽しめる」「ちょっとお茶しに行ける」などを考慮した土地・企画を立案し、立案されたコーポラティブハウスに参加したい、購入希望者を募集します。

募集期間はだいたい3〜6ヶ月程です。

集まった方々に説明会を行い、企画の詳細などを知ってもらった上で賛同してくれるかを決めます。

個別相談・ご登録

コーポラティブハウスに賛同してくれる方と個別で相談します。

組合結成土地契約

購入希望者によって建設組合を結成します。そして、結成された建設組合が中心となってコーポラティブハウスの設計や施工を発注していきます。

住処のプランニング

自分が住んでいく空間について、設計者などと直接打ち合わせを行いながら設計していきます。

自分が外せないもの、例えばシステムキッチンがいい、大理石の床がいい、テラスが欲しいなど自由に選ぶことができます。

住処のプランニング

ミーティング

設計者などが最終のミーティングを行います。

工事開始

各種契約がまとまると、工事を開始します。

施工には大きく分けて、「着工」「上棟」「竣工」の三段階があり、「着工」は工事に着手する、「上棟」は建物の基礎である骨組みが完成した、「竣工」は工事が完了したということを表し、プロの設計者が定期的に現場をチェックして状況を報告してくれます。

工事期間は約12ヶ月程かかります。

引き渡し・入居

建物が完成したら、約1ヶ月程で引き渡し・入居ができるようになります。

企画の立案から竣工・引き渡しまで約20ヶ月程です。

コーポラティブハウスで夢の住宅を!

コーポラティブハウスで夢の住宅を!

コーポラティブハウスは、日本ではまだ欧米ほど主流ではありませんが、前例が0というわけではありません。

一戸建てで自分の好きな間取りを実現したいけど、土地や外構工事なども考えると費用が大きくかさみそう…と諦めている方は、コーポラティブハウスも1度検討してみてはいかがでしょうか?